TOEIC Speaking Testの問題形式
5つの問題形式、全11問、約20分間
Speaking Testは、5つの問題形式で、全11問を解答。約20分間の試験。
ある程度、問題形式が決まっており、そんなに複雑な問題は出ません。
問題の解答時間が良く変更されるので、
下記を見て頂くのが、正確で、一番早いです。
TOEIC Speaking Test 一部出題形式改訂情報
2022年6月12日(日)実施分より
Q10(図表問題)…設問の音声が流れる回数を1回から2回に変更。
※ 3問目のみ設問が2回読み上げられます。
Q11(意見問題)…解答の準備時間を30秒から45秒に変更。
▶公式(2022年4月26日)
各問題の概要
Q1-2 音読問題
アナウンスや広告などの英文を音読する問題。
1問につき準備時間が45秒。
“Begin reading aloud now.”という音声が聞こえたら、45秒で音読。
Q3-4 写真描写問題
写真を見て内容を描写する問題。
写真が表示され、準備時間が45秒。
その後、”Begin speaking now.”という音声が聞こえたら、30秒で写真を描写。
Q5-7 応答問題
身近な話題についてのインタビューに答える形式の問題。
3つの短い設問に即座に回答。
解答時間は1、2問目は15秒、3問目は30秒。
イントロダクションと設問が画面に表示され、音声も流れる。
音声の後にビープ音。制限時間内に意見を解答。
Q8-10 提示された情報に基づく応答問題(図表問題)
提示された資料(図表)について3つの設問に答える問題。
資料(図表)などの情報が表示されるので45秒間で確認。
その後、ナレーターが話をしてから、ナレーターが質問を読み、さらにビープ音。
1,2問目は15秒、3問目は30秒で解答。
設問は音声のみで、画面に表示されないので、注意。
Q11 意見を述べる問題(意見問題)
自分の意見とその理由を述べる問題。
問題が画面に表示され、ナレーターが問題を読む。
問題を読み終わると、45秒間の準備時間。
“Begin speaking now.”という音声が聞こえたら、問題に対する意見を60秒で述べる。
【超重要①】後半の難しい問題の配点が高い
Speakingは、TOEIC LRと違って、
後半の難しい問題の配点が高いです。
▼詳しくはこちら。
【超重要②】5分類法(短時間で理由付けのアイデアの出し方)
初心者が一番苦労する、短時間で理由付けのアイデアが出せる
重要な思考法(5分類法)を紹介!
特に、Q5~7(応答問題)、Q11(意見問題)
が苦手な人は必見!
▼詳しくはこちら。
Q1-2 音読問題
①特徴
アナウンスや広告などの英文を音読する問題。
・3つの並列構造が入る。(A, B, andC)
・45秒だが、素人が読んでも読み終わる時間設定なので、プロが読んで30~35秒ぐらいで終わる問題が多い。
・固有名詞、数字、日付などを含むことが多い
設問数 :2問
準備時間:45秒
解答時間:45秒
分量:3~6文、40~60語程度。
種類:商品やサービスの広告、案内放送、天気予報、交通情報、スピーチ、留守電等。
評価基準:①発音、②イントネーション・アクセント
②問題の流れ
Directionsが表示され、ナレーターの音声でも流れる。
Questions 1-2: Read a text aloud
Directions: In this part of the test, you will read aloud the text on the screen. You will have 45 seconds to prepare. Then you will have 45 seconds to read the text aloud.
↓
問題文 約40~60語 表示
↓
Begin preparing now.
ビープ音
準備時間45秒
↓
Begin reading aloud now.
ビープ音
解答時間45秒
③詳細と攻略法
ポイント解説とオリジナル問題
Speaking180点講師による解説動画
▼(おススメ)発音・イントネーションで「High」を取る方法を伝授!
▼TOEIC Speakingにおすすめの発音の本2冊。初心者が苦手な発音と改善策も紹介。
▼母音「ア」の4つの発音の違いと練習法。暗唱の効果も紹介。
Q3-4 写真描写問題
①特徴
写真を見て、情景や特徴をできるだけたくさん説明する。推測を述べてもよい。
設問数 :2問
準備時間:45秒
解答時間:30秒
評価基準:①発音、②イントネーション・アクセント、③文法、④語彙、⑤一貫性
②問題の流れ
Directionsが表示され、ナレーターの音声でも流れる。
Questions 3-4: Describe a picture
Directions: In this part of the test, you will describe the picture on your screen in as much detail as you can. You will have 45 seconds to prepare your response. Then you will have 30 seconds to speak about the picture.
↓
1枚の写真が表示
↓
Begin preparing now.
ビープ音
準備時間45秒
↓
Begin speaking now.
ビープ音
解答時間30秒
③詳細な説明と攻略法
写真問題のポイントとオリジナル問題
Speaking180点講師による解説動画
▼(おススメ)Speaking180点のkohay先生に、実際30秒で、実演して頂きました! 使い易い「PPCHCA」テンプレも紹介!
▼「PPC HCA JI」テンプレの実践。130点と180点のレベル感も分かります。
Q5-7 応答問題
①特徴
身近な話題についてのインタビューに答える形式の問題。
設問数 :3問
準備時間:各3秒
解答時間:Q5,Q6→15秒、Q7→30秒
評価基準:①発音、②イントネーション・アクセント、③文法、④語彙、⑤一貫性、⑥内容の妥当性、⑦内容の完成度
②問題の流れ
Directionsが表示され、ナレーターの音声でも流れる。
Questions 5-7: Respond to questions
Directions: In this part of the test, you will answer three questions. You will have three seconds to prepare after you hear each Question. You will have 15 seconds to respond to Questions 5 and 6 and 30 seconds to respond to Question 7.
↓
会話の状況
Imagine that~で始まる場面についての説明が表示され、ナレーターの音声でも読み上げられる。
↓
Question5-6
画面の質問文が表示され、ナレーターの音声で読み上げられる。
Begin Preparing now.
ビープ音
3秒
↓
Begin Speaking now.
ビープ音
15秒(Question7は、30秒)
③詳細な説明と勉強法
応答問題のポイントとオリジナル問題
Speaking180点講師による解説動画
▼(おススメ)Part5,6&7:それぞれ3文、3文、10文以上で答える。通常、2文は作れそうな要素は入っているので、3文目は「具体化」で作る!
▼Speaking180点のkohay先生に、Q7を30秒で、リアルタイムで実演して頂きました! どういう風に短い表現を使っていくか。シンプルな文でたくさんの文で勝負。It’s 形容詞の活用。
▼一番苦手な応答問題について、事前練習でテンプレを入れて、とりあえず解答を答えられるようになりました!
Q8-10 提示された情報に基づく応答問題 (図表問題)
①特徴
提示された資料(スケジュール表等)に基づいて、設問に答える問題。
設問数 :3問
準備時間:資料を読む時間45秒、解答前の時間各3秒
解答時間:Q8,Q9→15秒、Q10→30秒
評価基準:①発音、②イントネーション・アクセント、③文法、④語彙、⑤一貫性、⑥内容の妥当性、⑦内容の完成度
②問題の流れ
Directionsが表示され、ナレーターの音声でも流れる。
Questions 8-10: Respond to questions using information provided
Directions: In this part of the test, you will answer three questions based on the information provided. You will have 45 seconds to read the information before the questions begin. You will have three seconds to prepare and 15 seconds to respond to Questions 8 and 9. You will hear Question 10 two times. You will have three seconds to prepare and 30 seconds to respond to Question 10.
↓
画面に資料が表示
Begin Preparing now.
ビープ音
45秒で資料を読む
↓
電話で会話している設定で質問者が話し始め、続けてQ8の質問が聞こえてくる。
※質問は音声のみで、画面に表示されないので、注意。
※3問目(Q10)のみ設問が2回読み上げられます。
Now listen again. の表示と音声。
Begin Preparing now.
ビープ音
準備時間:3秒
↓
Begin Speaking now.
ビープ音
解答:15秒(Q10は30秒)
③詳細な説明と攻略法
図表問題のポイントとオリジナル問題
https://elfinbow.net/chart/Speaking180点講師による解説動画
▼図表問題の難化傾向について解説。ただし、2022年6月以降、Q10が2回読まれるようになってからは易化傾向。
▼(おススメ)一見簡単そうで意外に言い淀んでしまう、Q8(ピンポイント問題)対策。上手く行かない場合は「It」で代用する!
▼Q9(内容確認問題)…訂正する場合がほとんど。訂正しない場合は追加情報。Q10(要約問題)…2つの共通点を探して解答がほとんど。
https://elfinbow.net/toeicsw20220529/▼図表問題の時間が余った時に有効なフレーズ(要事前練習)。Q8 Do you have any other questions? Q9 Keep that in mind.
Q11 意見を述べる問題(意見問題)
①特徴
あるテーマについて、自分の意見とその理由を述べる問題。
設問数 :1問
準備時間:45秒
解答時間:60秒
評価基準:①発音、②イントネーション・アクセント、③文法、④語彙、⑤一貫性、⑥内容の妥当性、⑦内容の完成度
②問題の流れ
Directionsが表示され、ナレーターの音声でも流れる。
Questions 11: Express an opinion
Directions: In this part of the test, you will give your opinion about a specific topic. Be sure to say as much as you can in the time allowed. You will have 45 seconds to prepare. Then you will have 60 seconds to speak.
↓
画面に設問が表示され、ナレーターが読み上げる。
Begin Preparing now.
ビープ音
準備:45秒
↓
Begin Speaking now.
ビープ音
解答:60秒
③詳細な説明と攻略法
意見問題のポイントとオリジナル問題
Speaking180点講師による解説動画
▼(おススメ) 論理的な視点 → テーマに対して自分の意見が説得力が高いか。(1)5分類法で2つの案を思いつく(2)テーマに適した理由を考える(3)対立案と対比する。
▼(おススメ)Speaking180点のkohay先生、メモから60秒発話まで、リアルタイムで実演
▼意見問題のポイント1→①最初の1文が上手く行くと最後までスムーズに行ける。②具体例は、例示「such as」の活用。
▼意見問題のポイント2→①Q11意見問題、2つの問題を60秒で、徹底的に暗唱。②ひな形が完全に入ることで、スピードが上がり、60秒で間に合う。
▼意見問題のポイント3→①ひな形を使うには、埋められる名詞を見つけられるかがポイント。②具体例を言う時に、具体的なサービス名、地名を出す。
分かり易い参考サイト
冨田三穂先生の解説動画
TOEIC Speaking試験の概要は、 冨田三穂先生の下記の動画を見るのが早いです。
但し、公式の2021年7月12日の一部問題形式改訂には対応していないので注意。
・写真描写問題が1問から2問に増えます
・写真描写問題の解答時間は45秒から30秒に変更します
・解決策を提案する問題がなくなります
公式(2022年4月26日)の一部問題形式改訂。
Q10(図表問題)…設問の音声が流れる回数を1回から2回に変更。
※ 3問目のみ設問が2回読み上げられます。
Q11(意見問題)…解答の準備時間を30秒から45秒に変更。
TOEIC Speaking 韓国の公式アプリ
iphoneユーザーであれば無料で使えるアプリ。
10問あって録音もできる。
公式作成なので問題の質は高く、
問題形式の改訂にも対応しているので、予行練習にはとても便利。
あとは、模範回答と日本語の解説があればなぁ…。
TOEIC Speakingのおすすめ参考書
「改訂版 TOEIC(R)スピーキングテスト究極のゼミ」
TOEIC Speakingの本はいろいろ買いましたが、冨田三穂先生の「TOEIC(R)スピーキングテスト究極のゼミ」が使い易く、愛用しています。2023年10月、待望の改訂版が出ました。
- Speaking専門の本で、問題数が多く、解説が詳しく使いやすい。(他の本はSWセットで薄い本が多い。)
- 無料アプリが使い易い。
- Speakingの発音やイントネーションの基礎がコンパクトに分かりやすく入っている。
- 模試の数が多く、本番同様、画面でできる模試もあり。
ETS TOEICのスピーキング既出スタート(TOEIC Speaking既出問題 韓国の独占出版)
有益な情報がたくさん載っています。韓国語で少し読みづらいですが、内容は良くまとまっており、160~170点狙いの方にはおすすめです!
・詳しい点数の換算表
・160~170点向けのコンパクトな解答
公式TOEIC Speaking & Writing ワークブック
SWは公式本少ないし、
2021年8月の試験改訂に対応している本も少ないから、
問題形式把握と採点基準把握のために、必要な本!📖
kohay先生おすすめの発音の本×2
①初心者向け…「世界一わかりやすい英語の発音の授業」(関正生 先生)
いろんな発音の本を見てきたがこれが一番分かりやすい本
②中級者向け…「日本語ネイティブが苦手な英語の音とリズムの作り方がいちばんよくわかる発音の教科書」(靜哲人 先生)
日本人として抱える困難を踏まえた上で、分かりやすい説明がされている本
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