2022年4月7日(木) 22:30~23:00
「ワールドトーク」 kohay先生(第3回)
今回は、WorldTalk人気講師のKohay先生(Writing190)に、
TOEIC Writingのエッセイ問題で使えるテンプレ+考え方
を教えて頂きました!
1 今回の内容
上級者は、難しめの表現も入れたテンプレを完全に準備していて
テストで瞬時に出せる状態にしている!
TOEIC Writingエッセイ問題で使える表現(テンプレ+考え方)
1 一般論
2 譲歩を含めた自分の意見
3~5 理由(3つ)
6 予想される反論
7 その反論への反駁
8 まとめ
2.語数を増やす戦略
現状140点だが、いつも200~220語ぐらいで終わってしまう。
少なくとも300語にしたいが、いい方法はないか?
語数は重要!
語数を増やす戦略を伝授!
<語数は重要>
・200点満点の回答例は500語ぐらい書いている
・kohey先生(190点)→420~450語ぐらい
いかにして語数を増やすか
↓語数を増やす戦略
①テンプレートをたくさんもっているか
→文法ミスも避けられる
②アイデア出し
→Speakingと全く同じ
①お金面(money)
②環境面(environment)
③健康面(health)
④学習面(教育面)(learning)
⑤利便性(convenience)
③ボリューム感のある段落構成
語数を増やすには、ボリューム感のある段落構成(下記1~8)が重要
問題例:移動の手段として、公共交通機関を使うべきか、自家用車を使うべきか
1 一般論
・近年、環境問題で、盛んな議論があります
2 譲歩を含めた自分の意見
・公共交通機関を使った方がいいと考える。以下に理由を示す
3~5 理由(3つ)
・理由は3つ(慣れていない時は2つでもよい)
・3~5は、理由をかたりまくる
②環境に優しい
①コストが安い
⑤利便性あり(車に乗る場合は渋滞があるので)
6 予想される反論
・公共交通機関の使用はCOVID-19 の感染拡大で危ないのでは
→これのお陰で語数が伸びたと思います
僕もAgree+Disagree、両方書く問題の時、ワード数が増やせたから、
反対説も入れるとワード数増やしやすいかも
(結果、実際点数上がりました!)
7 その反論への反駁
・今であれば、アルコール消毒、抗菌のポール、マスクの着用率が高い
8 まとめ
・公共交通機関が移動には優れている
3 参考になる本
植田一三(共著)『英検1級面接大特訓』
- 面接の本だが、作文でも有効活用できるのでおススメ
- TOEIC Speakingの発言もこの本から使っているのもある
- 大人っぽい表現を目指したいときに参考になる
kindle版で早速買いました!
kindle版でも音声はサイトからダウンロードできました!
4 1~8で使える表現
1 一般論
There have been a lot of discussions and debates about whether or not テーマの引用
・↑agree or disagree であればそのまま使える
・3つあるいは2つの要素の中から選ぶテーマの場合は、
whether or not → what kinds of aspects ~(どんな種類の面が必要か), what kinds of expertise ~(どんな専門領域が必要か)
2 譲歩を含めた自分の意見
Although some people claim that 自分の反対意見, I strongly believe that 自分の意見.
・claimを使っている理由…無根拠で主張するみたいなニュアンスがある
3~5 理由(3つ)
私には理由が3つある
This essay will briefly touch on three reasons to support my opinion.
- Iが連続すると少し稚拙な印象になる。無生物主語で攻める。
- briefly touch on…作文と言ったら1000語ぐらい書くのが普通なのでbriefly
- この時点で50語ぐらいになっている
- 語数伸ばさなければならないので、冒頭は考えず、テンプレで一気に書いてしまう
理由1つ目
To begin with, it is incredibly important to consider キーワード.
- First of all, first は分かりやすいが幼気な印象。フォーマルな作文では使っていない。
- incredibly…very以外の表現も使えるアピール。quiteとかでもよい。
- consider…thinkばかり使ってしまうので、代わりに使っている
- キーワード…the environment, the economy, the health
理由2つ目
Another key point is キーワード.
・メリハリのためにあえて短いのを入れている
理由3つ目
Lastly, you have to seriously discuss キーワード as well.
・理由は、becauseが一番妥当
・具体例の書き出し
For example, For instance,
In fact, In reality,
To illustrate, To be more precise,
・3~5の具体例の考え方
3段論法
キーワード
↓
???(具体例)
↓
自分の主張
- 理由の出し方も重要だが、具体例も重要
- キーワードだけから考えると失敗する
- 着地点も一緒に考えるのが大事
- 自分の主張を最後にあててみて違和感がないかどうか。
→書く書かないは別にして、その具体例を言い終わった後に、自分の主張をもう1回言って、違和感がないかを確認する。
例えば、ダメな例
・オンラインで英語を学ぶことはいいことか悪いことか
・I agree →利便性(convenience)→オンラインで学ぶと時間と場所を選ばないので便利
→これでは、得点にならない。キーワードしか考えてない。英語が無関係。
→主張(オンラインで英語を学ぶべき)に着地できるもの…ネイティブスピーカーとのコミュニケーションがより容易になった。
・点数が伸びない人…キーワードしか考えてなく、着地で失敗している。
・書くときに最後にこういう主張をするんだと思いながら、具体例を考えると失敗しない。
6 予想される反論
7 その反論への反駁
It is true that 自分の反対意見 (may入れると良いかも).
However, その反駁
・反駁の内容は現状テンプレはない
8 まとめ
To sum up, for these reasons described above, A, B and C, I conclude that 自分の主張(書き換えたもの).
・To sum up…要約すると
・A, B and C…出した順に書く
・conclude…thinkの代わりに使う
5 Q&A
後は、
・植田一三先生の本の中から好きな表現を使ったり、テンプレートを増やしていく
・実際テンプレートを使って書く機会もあるとよい
Q:上記のテンプレートで何ワードぐらい行くか?
A:現状合計450ぐらい(500が目標だが)
・主張で、約70~100
・具体例で、約270(90×3)
・予想される反論で、約50
・最後のまとめ
Q:具体例を増やすコツはあるか?
A:具体例の書き方は、ざっくり→詳しく
- 一番最初に詳しいことを書いてはいけないという法則がある。
- 英語の論理構造が、後ろに行けば行くほど詳しく書いていかなければならない文の流れにある
- 最初に主張して困ってしまうパターンとして、最初に詳しいことを言い過ぎてしまう
- 英語に長年触れていると、徐々に徐々に詳しくしていくという英語の思考の流れが無意識的に入っているので(まとめると(Thus)を使って、詳しく→抽象的で書く、特別な場合も存在するが)、違和感が出る。
例えば、
- 利便性(convenience)が高いの前に、それは大変有益(beneficial)であるを入れるとか。
- 「それは犯罪率を向上させてしまう可能性がある」といきなり言ってしまうより、「悪い影響を与えてしまう」と先に言った方がよいとか。
6 次回
アイデア出しの具体的な使い方
①お金面(money)
②環境面(environment)
③健康面(health)
④学習面(教育面)(learning)
⑤利便性(convenience)
今回のおススメの本!
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