本記事は、音読問題のポイントとオリジナル問題!
音読問題のポイント
音読問題のポイント
分かりやすい発音とリズムで読む。
- 意味のまとまりごとに、正しく区切って読む。
- 意味上、重要な語(内容語)を強く読む。
内容語…名詞、動詞、形容詞、副詞、疑問詞など。
機能語…冠詞、前置詞、助動詞、接続詞、関係詞などは、相対的に弱くなる。 - 文の終わりは、上げ調子と下げ調子を使い分ける(特にA↑,B↑,andC↓)
<以下、公式TOEICSW ワークブックより>
①準備時間中
準備中に確認しておくとよい、音読の際の注意点:
- 意味のまとまりや文の構造を理解して、区切りを入れる位置を考えておく
- 強調して読む必要がある、意味の上で重要な語句を見つけておく
- 固有名詞などの部分でつかえないように、読み方を考えておく
→発音が複数考えられる(固有名詞など)は、どの発音で読み上げても評価に影響はありません。
②解答時間中
- 英語らしくリズムを崩すことなく、ラジオやテレビでアナウンスをしているつもりで読むことが大切です。
- 誤りに気づいたら、言い直してもかまいません。焦る必要はないので、なるべくつかえずに読みましょう。
<採点ポイント:最高点 採点スケール3>
発音:些細なミスや、他の言語の影響がわずかにあるものの、非常にわかりやすい
イントネーション・アクセント:強調されるべき部分、間の取り方、音の高低が適切である
オリジナル問題①【Q1-Q2 音読問題】
TOEIC Speakingテストは、画面でできる模試があまりないので、
英語上級者と協力して、Q1-Q2音読問題のオリジナル問題を作成しました。
↑英語上級者作成の問題解説のWordファイルがダウンロードできます
<問題作成>
ヤン ジャクリン様(TOEFL iBT満点、英検1級)(ココナラ)
データサイエンティスト。東京大学、東京大学大学院(理学系)卒。
アメリカ国籍、日本育ち。3つの言語(英・日・中)を使いこなせます。
オリジナル問題②【Q1-Q2 音読問題】
↑ 英語上級者作成の問題解説のPDFファイルがダウンロードできます
<問題作成>
Emma Na様(IELTSスピーキング7.0スコア(TOEIC945点相当))(ココナラ)
・現在米国在住
・日英翻訳、通訳フリーランス
・経済系新聞記者としても勤務
Speakingの基本ルール
TOEIC初心者向けに、Speakingの基本ルールをまとめました。
重要なのに、なぜか学校でもTOEIC LRの勉強でも教えてくれない基本ルール。
僕がLRの勉強していた時、「真面目」に音読すると、息苦しくなっていた原因。
①音節ルール
日本語のリズムの基本は「子音+母音」
英語のリズムの基本は 「子音+母音+子音」
日本語の認識で読んでいると、英語は+子音分先に進んでいるので、遅れる。
未だに音節の切れ目が分かりづらいけど、結構変なところで切れる。
どうしても、お手本と同じに読めない場合は、(Weblio等の辞書で)音節を調べると、
だいたい認識がずれていることが多い。
↓この動画が分かりやすい。
あいうえおフォニックス 「英語の音節 英語はどうして早口に聞こえるのか 英語が聞き取れないわけ [#49]」
②連音ルール
連音は、①音節ルールの延長線上。Itとか1音だから、後ろの母音とくっつく。
↓この動画は必見。
ごく普通の外国人・がっちゃん「これを知ると、「英語の発音」が桁違いに変わります。」
③内容語、機能語ルール
文アクセント。
単語の中のアクセントは習いますが、文の中のアクセントもあって、通常、内容語が強調されるルール。
内容語:単語自体が意味を持つ語。名詞、形容詞、副詞、疑問詞、指示代名詞など
機能語:文法的な役割を果たす語。冠詞、助動詞、前置詞、接続詞、人称代名詞など
(要は自分が何を強調したいかだから、自分の文章で英語でプレゼンすると、強調したい語が分かってくるかも。)
TOEIC Speakingのおすすめ参考書
TOEIC Speakingの本はいろいろ買いましたが、冨田三穂先生の「TOEIC(R)スピーキングテスト究極のゼミ」を愛用しています。
- Speaking専門の本で、問題数が多く、解説が詳しく使いやすい。(他の本はSWセットで薄い本が多い。)
- 無料アプリが使い易い。
- Speakingの発音やイントネーションの基礎がコンパクトに分かりやすく入っている。
- 模試の数が多く、本番同様、画面でできる模試もあり。
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